小学生の時期は、こどもの歯からおとなの歯に生え変わり、お口の状態がどんどん変化する大事な時期です。しっかりとお子様の成長を見守りながら、お口の健康を守り育てていきましょう。

小学生になると考え方もしっかりとしてきて、なんでも自分でできるようになってきます。しかし、お子様が歯ブラシをしているから確認しないままでいると、気づかないうちにむし歯ができていることがたくさんあります。生え変わりの時期は、おとなの歯もすぐにむし歯になりやすく、歯と歯の間に食べかすがたまりやすくむし歯のリスクが高まる時期です。健康的なおとなの歯に生え変わるように、小学校３～４年生までは、お父さんお母さんが歯ブラシ後の仕上げ磨きを手伝ってあげてください。

どんどん大人の歯に生え変わっていく段階で、　「あれ、歯並びがずれているかも」「上の歯と下の歯が反対にすれ違っているかも」と少しでも感じたらまずはすぐにご相談してください。

顎の成長をコントロールすることで、正常な歯並びに近づけることもできたり、見た目や発音、咬み合わせなどを改善することもできます。

成長をコントロールしながら、おひとりおひとりに合わせた歯並びに近づけることは、小学校の時期が一番適しております。

「非抜歯矯正」をモットーに当院では矯正治療をすすめております。大切な歯をなるべく抜かずに矯正をすることがとても大切なことだと考えています。抜いた歯はもう二度と戻りません。かけがえのない歯を一本失うだけでも、とても悲しいことです。少しのことで改善できることも多々あります。少しでも気になることがあればまずはご相談医きてください。

おこさまの定期検診では、お掃除をするだけでなく、早期にお口の異常を発見できたり、少しの異常がもしあれば治療をしないまでも経過を見守ることができます。

まみや歯科医院では、無料のフッ素塗布を行っています。保険診療内での歯ブラシ指導、クリーニングの後にフッド塗布を行います。

高濃度のフッ素を歯面に塗ることによって、歯を構成しているハイドロキシアパタイトとフッ素が結合し、酸に溶けにくいフルオロアパタイトを形成します。また、フッ素は細菌の活動を抑制することにより、歯の再石灰化を促進させます。

３歳ごろから１４歳ごろまで、４か月に一度のフッ素塗布をすすめております。酸に溶けにくいフルオロアパタイトを形成するのは、歯が生えたてのころです。この時期にしっかりと歯ブラシの習慣とフッ素塗布、定期検診を行うことによって大人になってもむし歯になりにくいきれいな歯を維持しやすくなります。

まみや歯科医院では、気軽にご家庭でできるフッ素洗口をおすすめしています。1日１回約３０秒のフッ素洗口でむし歯の予防ができます。

小学生になると、どんどん乳歯が永久歯に生え変わり、将来の咬み合わせを作っていく大事な時期です。生えてきたばかりの永久歯はむし歯になりやすくとても注意が必要です。しかし、この時期に永久歯がフッ素を取り込みやすく、その効果を理解し実践することで永久歯を丈夫にお口の環境もむし歯になりにくくすることができます。

歯磨き粉が気持ち悪く嫌いなお子様でも、気軽に受け入れやすい味がついていて、さらさらの液体のため、歯と歯の間や歯の表面の溝まですみずみまでいきわたります。